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BKウイルス核酸定量

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • BKウイルス核酸定量
    血漿
    1.8
    PSF
    冷蔵
    (28日)
    2~4

    450
    ※7
    PCR(リアルタイムPCR)

    リアルタイムPCR
    PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり、分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより、PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。

    検出せず(IU/mL)
その他の受託可能材料

備考

&1
他項目との重複依頼は避けてください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。

[2047]サイトメガロウイルス核酸定量と[5271]BKウイルス核酸定量は、血漿(容器:PSF)のみ同時依頼が可能です。

指定の採取量を下図の容器に採血後、4~5回静かに転倒混和し、室温にて遠心分離しそのまま冷蔵してご提出ください。

診療報酬

D023(17)(準用)
BKウイルス核酸定量
微生物学的検査判断料150点

  • 「BKウイルス核酸定量」は、血漿又は尿を検体として、臓器移植又は造血細胞移植を行った患者のうち以下のアからエまでのいずれかに該当する患者に対して実施した場合に算定する。ただし、診療報酬の請求に当たっては、実施する患者について以下のアからエまでのいずれに該当するかを診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。
    ア 尿中ウイルス感染細胞の検出又は腎機能の低下等によりBKV腎症を疑う患者
    イ 血尿等の所見により出血性膀胱炎を疑う患者
    ウ BKV感染症と診断され治療を開始されており、治療効果の確認が必要な患者
    エ 拒絶反応又は移植片対宿主病(GVHD)に対する治療を実施し、BKV活性化の評価が必要な患者

容器

補足情報

臨床意義

BKウイルス(BKV)はポリオーマウイルス科に属するDNAウイルスで、幼少期に不顕性感染し、その後は尿路系上皮細胞などに潜伏感染するとされ、成人の抗体保有率は50~90%であることが報告されています。
BKVは腎移植や造血細胞移植(hematopoietic cell transplantation:HCT)後の免疫抑制状態で再活性化し、腎移植ではBKV腎症による移植腎機能の低下や喪失、HCTではウイルス性出血性膀胱炎の原因となります。
本検査はWHO国際標準品により値付けされた体外診断用医薬品を用い、血漿または尿中のBKV DNAを定量的に測定いたします。移植後の患者管理において重要なBKV感染の診断補助および治療方針の検討に有用です。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

BKウイルス感染症、腎移植後のBKウイルス腎症、造血細胞移植後の出血性膀胱炎

参考文献

測定法文献
Mannonen L, et al:J Clin Microbiol 62(8):e0026724, 2024.
臨床意義文献
日本造血細胞移植学会:造血細胞移植ガイドライン ウイルス感染症の予防と治療 出血性膀胱炎:2018.
Kidney Disease:Improving Global Outcomes (KDIGO) Transplant Work Group:Am J Transplant 9(Suppl3):S1~S157, 2009.

関連項目

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