現在のラボ:杏和総合

項目コード:1890
検査項目
JLAC10
FISH(Fluorescence in situ hybridization)
蛍光 in situ ハイブリダイゼーション
蛍光色素で標識したプローブを用いて標的DNAとハイブリダイゼーションを行い,特定の波長で発色させた蛍光部位を染色体上のシグナルとして蛍光顕微鏡下で検出する方法。
蛍光色素で標識したプローブと標的DNAを直接結合させる直接法と,標識物質で標識したプローブと標的DNAを結合させた後に,標識プローブと蛍光物質を結合させて発色させる間接法がある。
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D006-15
膀胱がん関連遺伝子検査〔FISH法〕
遺伝子関連・染色体検査判断料100点
内容:メタノール55%
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年6ヵ月
提出容器内の細胞数が少ない場合、検査不能となる恐れがありますので、 遠心後の上清を捨てる際はご注意ください。
膀胱がんは膀胱内へ再発する可能性があるため、TURBT(経尿道的膀胱腫瘍切除術)のあとは定期的に通院し、再発の有無を確認する必要があります。膀胱がんの再発モニタリング検査としては、細胞診および膀胱鏡検査が一般的に行われています。本検査は、膀胱がんの再発マーカーとして、膀胱がん患者の尿に含まれる細胞中の3番染色体、7番染色体および17番染色体の異数倍数体と9p21遺伝子座の欠失をFISH法により検出し、膀胱がんの再発の診断補助に用いることができます。
膀胱癌
測定法文献
Sarosdy MF,et al:J Urol 168(5):1950~1954,2002.
臨床意義文献
Riesz P,et al:Pathol Oncol Res 13(3):187~194,2007.