黄体形成ホルモン (LH) | SRL総合検査案内

現在のラボ：杏和総合

○黄体形成ホルモン (LH)

項目コード：3502

検査項目
JLAC10

材料
検体量
（ｍL）

容器

キャップ
カラー

保存
（安定性）

所要
日数

実施料
判断料

検査方法

基準値
（単位）
黄体形成ホルモン (LH)

血清
0.3

S09
↓
A00

2～4

105
※5

CLEIA
CLIA(Chemiluminescent immunoassay)
化学発光免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後，化学発光性物質で標識した抗体を抗原に2次反応させ，化学発光性物質の発光強度を測定する方法。

下記参照

備考

性別を明記してください。

診療報酬

D008(12)
黄体形成ﾎﾙﾓﾝ(LH)
生化学的検査（Ⅱ）判断料144点 △

容器

S09 旧容器記号 C1 1 セ X1

分離剤入り (真空採血量9mL)

貯蔵方法：室温
有効期間：製造から1年

A00 旧容器記号 X

ポリスピッツ

貯蔵方法：室温

補足情報

黄体形成ホルモン (LH) 基準値

(単位：mIU/mL)
	卵胞期後半	1.4～15	1.4～15.0
女性	卵胞期前半	1.4～15	1.4～15.0
	排卵期	8～100	8.0～100.0
	黄体期	0.5～15	0.5～15.0
	閉経後	11～50	11.0～50.0
男性		2.2～8.4	2.2～8.4

(単位：mIU/mL)
女性	卵胞期	1.76～10.24	2.12～10.89	1.5～7.8
	排卵期	2.19～88.33	19.18～103.03	2.9～63.1
	黄体期	1.13～14.22	1.20～12.86	0.4～8.7
	閉経後	5.72～64.31	10.87～58.64	0.5～48.8
男性		0.79～5.72	1.24～8.62	1.3～9.3

(Unit: mIU/mL)
Female	Follicular phase	1.76-10.24
Ovulation phase	2.19-88.33
Luteal phase	1.13-14.22
Postmenopause	5.72-64.31
Male	0.79-5.72

臨床意義

LH，FSHは下垂体性性腺刺激ホルモンとして性腺に対し，共同及び互助作用があるため(Feed back)一方のみの動態では論じられない。また男性では睾丸の間質細胞を刺激して男性ホルモンの分泌促進，女性では排卵及びその後の黄体形成を促進する。このため排卵期，黄体期，卵胞期のいずれの時期に測定するかによって値に変動がある.LH及びFSHの測定により性腺機能の低下が下垂体性(続発性)か原発性かの鑑別が出来る。