現在のラボ:セントラルラボ
- TOP
- 内分泌学的検査
- 性腺・胎盤ホルモンおよび結合蛋白
- ヒト胎盤性ラクトーゲン(HPL)(2018年12月6日ご依頼分をもって受託中止)
現在のラボ:セントラルラボ
○ヒト胎盤性ラクトーゲン(HPL)(2018年12月6日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:00052 3(旧 0052 2)
-
-
検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
-
-
ヒト胎盤性ラクトーゲン(HPL)(2018年12月6日ご依頼分をもって受託中止)
4F095-0000-023-062 -
血清
0.6 -
S09
↓
A00 -
- 2~4
-
140
※5
- ラテックス凝集免疫法
- 下記参照
-
備考
&ヨ
妊婦の場合は,妊娠週数を明記してください。
診療報酬
D008(18)
ヒト胎盤性ラクトーゲン(HPL)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
ヒト胎盤性ラクトーゲン (HPL) 妊婦基準値
5~8週 | 0.07以下 |
---|---|
9~12週 | 1.1以下 |
13~16週 | 0.3~2.1 |
17~20週 | 0.7~3.6 |
21~24週 | 1.3~5.6 |
25~28週 | 2.2~8.0 |
29~40週 | 3.0~9.9 |
臨床意義
ヒト胎盤性ラクトーゲン(HPL)は,絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)とともに胎盤で産生される代表的なホルモンである。hCGと異なり,糖質を含まない分子量22,000の単純蛋白であり,191個のアミノ酸残基の単一鎖より成り,2個のS-S結合を持つ。
HPLは直接胎児に作用することはなく,妊娠母体での糖・脂質代謝を介して胎児発育に促進的に関与している。意義として妊娠初期は切迫流産や胞状奇胎の指標として,また妊娠後期や末期にはHPL測定値の経時的推移により胎児-胎盤機能の管理などに有用である。
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患
SFD(低体重児), 胎児死亡, 胎児発育遅延, 胎盤機能不全, 妊娠中毒症, 胞状奇胎
上昇する疾患
LFD, 妊娠
参考文献
測定法文献
Lindberg BS et al:The Journal of Obstetrics and Gynaecology of the British Commonwealth 80-619~626 1973
臨床意義文献
望月 眞人:日本臨床 53-増-600~603 1995