現在のラボ:セントラルラボ

項目コード:00170 2(旧 0170 2)
検査項目
JLAC10
TIA(Turbidimetric immnoassay)
免疫比濁法
抗原抗体反応による混濁物に光を照射させ、透過率を測定する方法。
D015(04)
免疫グロブリン(IgG)
免疫学的検査判断料144点

分離剤+凝固促進フィルム入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年

ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
免疫グロブリン(Ig)は、抗原刺激を受けたB細胞系細胞が分化・成熟して産生する血漿蛋白成分で、IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5種類があり、そのうち最も多いのはIgGで、全体の80%をしめる。
IgA、IgMはそれぞれ約10%、5~10%である。Igの量的あるいは質的な異常をとらえることにより、免疫機構の全体的な機能異常を知る手がかりが得られる。
IgGは感染症、腫瘍、自己免疫性疾患を含むさまざまな抗体産生系の異常をきたす疾患のモニタリングの目的で測定される。IgGはIgG1~IgG4までのサブクラスがある。
IgAは質的免疫グロブリンの異常であるM蛋白としてのIgAの増加の有無は多発性骨髄腫の診断に重要である。またIgA単独欠損症などを知る目的もある。
IgMは抗原刺激によって最初に産生される免疫グロブリンで作用として補体結合性、凝集活性、オプソニン活性が強く細菌に対する免疫防御反応などがあり胎盤移行性がないため新生児での上昇は子宮内感染を示唆している。よって各種疾患の診断、予後、重症度、経過観察などの目的で有用な検査である。
Bruton0無-γグロブリン血症、Common variable immunodeficiency(CVID)、Di George症候群、重症複合型免疫不全症
ステロイド、免疫抑制剤投与、低栄養状態、放射線療法
ネフローゼ症候群(IgMは増加)、胃腸管蛋白漏出症
Dystrophia myotonica (IgG)
Heavy chain病、μ鎖病、α鎖病、γ鎖病、その他、CLL、悪性リンパ腫、原発性マクログロブリン血症、多発性骨髄腫
悪性腫瘍、肝疾患など、代謝疾患、膠原病
リンパ増殖性疾患、悪性腫瘍、感染症
測定法文献
金井 正光,他:臨床検査法提要 第31版(金原出版):823~827, 1998.
臨床意義文献
櫻林 郁之介,他:日本臨牀 48(増):226~231, 1990.