現在のラボ:セントラルラボ

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項目コード:00374 6(旧 0374 9)
検査項目
JLAC10
(各種)band
リンパ球または骨髄細胞を培養し、分裂中期の細胞を固定する。その後、色素で染色体上に縞模様(バンド)を染め出し、その分布と濃淡から分析を行う方法。
トリプシン溶液で処理後ギムザ染色を行うG-Banding、HCI、Ba(OH)2、2×SCCで処理後ギムザ染色するC-Banding、キナクリン・マスタードで染色後、蛍光顕微鏡で観察するQ-Banding、分裂前期の終わりから分裂中期の始めの分裂像を用い、通常よりバンド数を増やして観察する高精度分染法などがある。
凍結保存は避けてください。受託可能日は月、火、金曜日です。依頼書に臨床診断名および臨床所見などをご記入ください。
●染色体検査のご提出について
検体は採取後、当日中にご提出ください。
倫理指針対象(下記参照)
下図の容器に採血し、よく混和させ、冷蔵保存してください。
D006-5(03)+D006-5(注1)
染色体検査(全ての費用を含む)その他の場合 +分染法加算
遺伝子関連・染色体検査判断料100点
ヘパリン入り (真空採血量5mL)
内容:ヘパリンNa 65IU
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
末梢血液をPHA添加で培養し、FUdR添加法、過剰チミジン添加法の2種類の方法を行う。脆弱X染色体症候群特有の現象であるX染色体長腕末端部のギャップと切断を検出する。
脆弱X症候群
測定法文献
Sutherland GR:Science 197:265~266, 1977.
臨床意義文献
横山 安伸,他:臨床病理 特80:129~137, 1989.