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○凝固因子活性検査 第ⅩⅠ因子(F11)
項目コード:00772 4(旧 0772 9)
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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凝固因子活性検査 第ⅩⅠ因子(F11)
2B420-0000-022-311 -
血漿
0.4 -
PC2
↓
A00 -
(21日)
- 2~4
-
223
※3
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凝固時間法
凝固時間法
測定対象となる因子の欠乏血漿とトロンボプラスチン,アクチン,塩化カルシウムを加え,凝固するまでの時間を測定する方法。 - 75~145(%)
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凝固因子活性検査 第ⅩⅠ因子(F11)
備考
凝固検体取り扱いについては、下記をご参照ください。
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で,採血量が1.8mL以上の場合,(PC5)の容器をご利用ください。)
診療報酬
D006(29)
凝固因子(第Ⅱ因子、第Ⅴ因子、第Ⅶ因子、第Ⅷ因子、第Ⅸ因子、第Ⅹ因子、第ⅩⅠ因子、第ⅩⅡ因子、第ⅩⅢ因子)
血液学的検査判断料125点 □
容器
PC2 旧容器記号 K H2 11
3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量1.8mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.2mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年 (25本入りプラスティックケース開封後1ヵ月)
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
血液凝固第ⅩⅠ因子は分子量160kDaの糖蛋白で,血中では高分子キニノーゲンと等分子複合体を形成し循環している。内因性凝固過程において接触因子(第ⅩⅡ因子・高分子キニノーゲン・プレカリクレイン・第ⅩⅠ因子の異物面での相互作用により活性型ⅩⅠ(ⅩⅠa)が作られ,以下の凝固カスケードを惹起する。ⅩⅠ因子欠乏では他の接触因子と異なり,手術・外傷などで異常な出血をすることが多い。
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患-[後天性]
重症肝障害, 新生児, 妊娠, 播種性血管内血液凝固症(DIC)
減少する疾患-[先天性]
先天性第ⅩⅠ因子欠乏症
上昇する疾患
経口避妊薬内服時, 血液凝固亢進状態
参考文献
測定法文献
安達 眞二:Medical Technology 24-6-629~633 1996
臨床意義文献
斎藤 英彦:日本臨床 53-増-84~86 1995