現在のラボ:セントラルラボ

項目コード:00U34 3(旧 0U34 1)
検査項目
JLAC10
ダラツムマブを投与されていない患者の検体での治療効果判定検査は、「02245 7:免疫電気泳動〔特異抗血清による同定〕」をご依頼ください。
年齢を明記してください。
D015(29)×2
免疫固定法(モノクローナル抗体を用いた場合)
免疫学的検査判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
免疫固定法を用いたM蛋白の検出は、多発性骨髄腫や全身性ALアミロイドーシスにおいて診断・治療効果モニタリングのために非常に有用な検査です。ヒト型抗CD38モノクローナル抗体 ダラツムマブ(遺伝子組換え)は非常に有効である反面、ダラツムマブを投与した患者では、IgGκ型のM蛋白とダラツムマブを免疫固定法で見分けることが出来ませんでした。
本検査では抗ダラツムマブ抗体を用いてM蛋白とダラツムマブを免疫電気泳動上で鑑別し、M蛋白のみを正確に検出いたします。多発性骨髄腫においては、国際骨髄腫ワーキンググループ(IMWG)におけるCR(完全奏効)の判定および再発の評価として用いることができます。
多発性骨髄腫 全身性ALアミロイドーシス
測定法文献
McCudden C, et al:Clin Chem Lab Med 54(6): 1095~1104,2016.
臨床意義文献
山田 俊幸:臨床検査58(13): 1569~1578,2014.