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現在のラボ:セントラルラボ

BCR-ABL1 t(9;22)転座

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 曜日指定
    BCR-ABL1 t(9;22)転座
    8B395-0000-046-841
    骨髄液
    1.0
    H00
    冷蔵
    7~10

    2477
    ※2
    FISH

    FISH(Fluorescence in situ hybridization)
    蛍光 in situ ハイブリダイゼーション
    蛍光色素で標識したプローブを用いて標的DNAとハイブリダイゼーションを行い,特定の波長で発色させた蛍光部位を染色体上のシグナルとして蛍光顕微鏡下で検出する方法。
    蛍光色素で標識したプローブと標的DNAを直接結合させる直接法と,標識物質で標識したプローブと標的DNAを結合させた後に,標識プローブと蛍光物質を結合させて発色させる間接法がある。

その他の受託可能材料

備考

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凍結保存は避けてください。受託可能日は月~金曜日です。
染色体検査のご提出について  検体は採取後,当日中にご提出ください。
骨髄液1.0mLを指定の容器に無菌的に採取し,よく混和させ,冷蔵保存してください。
検体は採取後,当日中にご提出ください。

診療報酬

D006-5(01)
染色体検査(全ての費用を含む)FISH法を用いた場合
遺伝子関連・染色体検査判断料100点

  • FISH法を用いた場合については、患者1人につき1回に限り算定できる。ただし、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫又は多発性骨髄腫の診断の目的で検査を行った場合に、患者の診断の確定までの間に3回に限り算定する。

容器

補足情報

臨床意義

フィラデルフィア染色体(Ph染色体)は慢性骨髄性白血病(CML)の90%以上,急性リンパ性白血病(ALL)の約20%の症例で見出される腫瘍特異的な染色体。9番染色体長腕(9q34.1)に座位するABL1遺伝子と22番染色体長腕(22q11.2)に座位するBCR遺伝子との相互転座によりBCR-ABL1キメラ遺伝子が形成され、チロシンキナーゼ活性の亢進したp210またはp190蛋白質が生産される。Ph転座におけるBCR遺伝子の切断点はMajor-BCR(下流:M-BCR)とminor-BCR(上流:m-BCR)の2ヶ所に集中していることが知られているが、慢性好中球性白血病・本態性血小板血症ではさらに下流のμ-BCR(p230)の関与が報告されている。本検査はこれら3種のBCR-ABL1 t(9;22)転座を包括的に検索するのに有用である。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

急性リンパ性白血病(ALL), 慢性好中球性白血病(CNL), 慢性骨髄性白血病(CML)

参考文献

測定法文献
稲澤 譲治:臨床FISHプロトコ-ル 阿部達生監修 (秀潤社) 90~95 1997
臨床意義文献
Dewald W et al:Cancer Genet Cytogenet 71-7~14 1993

関連項目

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