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○ミトコンドリアDNA 3243塩基点突然変異(2018年3月30日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:02233 0(旧 2233 0)
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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ミトコンドリアDNA 3243塩基点突然変異(2018年3月30日ご依頼分をもって受託中止)
8C804-9951-019-899 -
血液(EDTA-2Na加)
2.0 - PN2,PN5
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- 12~16
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gFCS
gFCS(Gene analysis by Fluorescence Correlation Spectroscopy)
蛍光物質で標識したプライマーを用いてPCRを行い、プライマー分子の大きさの違いを蛍光強度の時間変化の差(蛍光ゆらぎ)として1分子蛍光分析システムで測定し、蛍光相関分光法(FCS)を用いて解析する遺伝子解析法。 - 変異を認めず
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備考
&ユ
凍結保存は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
倫理指針対象(下記参照)
下図の容器に採取し,よく混和させ,冷蔵保存してください。
他項目との重複依頼は避けてください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
容器
PN2 旧容器記号 C C3 4
EDTA-2Na入り (真空採血量2mL)
内容:EDTA-2Na 3.0mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
PN5 旧容器記号 C C3 4
EDTA-2Na入り (真空採血量5mL)
内容:EDTA-2Na 7.5mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
補足情報
臨床意義
ミトコンドリアはATPを産生する細胞内小器官で,細胞核とは異なった独自の遺伝子系を持っています。ミトコンドリアに異常を生じると,電子伝達系酵素活性が低下し,エネルギー産生障害が起こります。その結果,エネルギーを大量に必要とする組織・臓器,特に中枢神経系や骨格筋,心筋,腎臓などにおいて多彩な臓器症状を呈するほか,糖尿病をはじめとする内分泌疾患,特発性心筋症,神経変性疾患にも深く関わっているといわれています。
ミトコンドリア遺伝子異常の中でミトコンドリアDNAの3243番目の塩基がA(アデニン)からG(グアニン)へ変異している事が確認されており,この変異は糖尿病患者の0.5~1%に認められるといわれています。また,この3243A→G変異はMELAS*患者においても認められています。
*MELAS: mitochondrial myopathy,encephalopathy,lactic acidosis and stroke-like episodes 高乳酸血症と脳卒中様症状をもつミトコンドリア脳筋症
異常値を示す病態・疾患
適応疾患
MELAS, 糖尿病
参考文献
測定法文献
金城 政孝:蛋白質核酸酵素 44(9):1431~1438,1999
臨床意義文献
鈴木 吉彦:SRL宝函 18-2-14~19 1994