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○ホルマリン
項目コード:02474 3(旧 2474 6)
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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ホルマリン
5A100-2763-023-023 -
血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
- 2~4
-
110
※6
-
FEIA
FEIA(Fluorescence enzyme immunoassay)
蛍光酵素免疫測定法
EIAの1つで,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,蛍光基質を加えて蛍光強度を測定する方法。 - クラス 0 0.35未満 (UA/mL)
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ホルマリン
備考
判定基準,アレルゲン一覧表は下記をご参照ください。
アレルゲンは一時的に入手不可能なものがありますので,あらかじめご了承ください。
診療報酬
D015(13)
特異的IgE半定量・定量
免疫学的検査判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
特異的IgE (シングルアレルゲン) FEIA法 (判定基準)
クラス | 特異的IgE抗体価 (UA/mL) | 判定 |
---|---|---|
0 | 0.35未満 | 陰性 |
1 | 0.35~0.70未満 | 疑陽性 |
2 | 0.70~3.50未満 | 陽性 |
3 | 3.50~17.5未満 | |
4 | 17.5~50.0未満 | |
5 | 50.0~100未満 | |
6 | 100以上 |
臨床意義
ホルムアルデヒド(HCHO)は,無色の刺激臭を有する気体で,37%水溶液は通常ホルマリンとして市販されています。ホルマリンは,合板やビニルクロスなどの接着剤の材料として使用されており,それらの建材などからホルムアルデヒドが放散し,室内空気汚染をもたらします。
ホルムアルデヒドは強力な粘着刺激性を有し,職業性喘息,化学物質過敏症あるいは新築家屋入居後に粘膜,気道の粘膜刺激症状や神経・精神症状をもたらすシックハウス症候群の原因として注目されています。動物実験では,ホルムアルデヒドを吸収することにより,気管および主気管支などの局所で有意な血管浸透性亢進(血漿漏出)が惹起されることが報告されており,新たなアレルギー患者に修飾因子として重要性が示唆されています。
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
アトピー性疾患, 気管支喘息
参考文献
測定法文献
奥田 勲 他:医学検査 46-10-1525~1530 1997
臨床意義文献
遠藤 繁 他:アレルギ-の臨床 16-10-769~774 1996