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項目コード:02480 6(旧 2480 2)
検査項目
JLAC10
電気泳動法
荷電粒子の浮遊する電解質溶液に通電すると,粒子は各粒子の荷電と逆の極側に移動する現象を利用し,移動度から目的の物質を測定する方法。
水溶液支持体にはセルロースアセテート膜,アガロースゲル,ポリアクリルアミドゲルなどが用いられる。
£ 6N塩酸10mLを入れた蓄尿ビンへ24時間蓄尿し,よく混和後必要量をご提出ください。なお,尿量があらかじめ少ないと予想される場合には,尿200mLに対して6N塩酸1mLの割合で添加してください。酸性蓄尿されていない場合は,シュウ酸カルシウムが析出する可能性がありますので,必ず酸性蓄尿(pH1.0~2.0)してください。凍結保存は避けてください。
D001(18)
シュウ酸(尿)
尿・糞便等検査判断料34点
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
シュウ酸は尿路結石の約 8 割を占めるシュウ酸カルシウムを含む結石成因物質のひとつである。結石形成過程において尿中シュウ酸の増加が大きな影響をおよぼしていることが知られており、とくに再発性・多発性結石の予防および病因究明において有用である。
ピリドキシン欠乏症, 原発性過シュウ酸尿症, 腸管吸収性過シュウ酸尿症, 特発性過シュウ酸尿症, 薬剤性過シュウ酸尿症
測定法文献
小川 由英 他:腎と透析 臨増-151~157 1997
臨床意義文献
諸角 誠人 他:腎と透析 臨増-332~336 1987