現在のラボ:セントラルラボ

項目コード:02572 4(旧 2572 5)
検査項目
JLAC10
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。
検体採取方法は下記をご参照ください。
D015(23)
癌胎児性フィブロネクチン定性(頸管腟分泌液)
免疫学的検査判断料144点
内容:抽出液
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ヒト癌胎児性フィブロネクチンは,絨毛膜トロホブラスト細胞で産生される分子量約500KDの胎児膜固有の蛋白であり,絨毛膜や脱落膜の接触面及び羊水中に特異的に存在する。ヒト癌胎児性フィブロネクチンは,妊娠していない婦人や妊娠22週以上で卵膜に障害のない妊婦の腟分泌液中にはほどんど存在しないが,細菌感染や物理的要因による卵膜の損傷や脆弱があると腟分泌液中に漏出されるようになる。本検査は卵膜の異常を検知することにより早産の危険性を把握することに役立つ。
切迫早産
測定法文献
Lockwood CJ et al:The New England Journal of Medicine 325-10-669~674 1991
臨床意義文献
一條 元彦 他:産婦人科治療 67-2-212~218 1993