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クラミジアトラコマティス IgM(2019年12月5日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    クラミジアトラコマティス IgM(2019年12月5日ご依頼分をもって受託中止)
    5E019-0000-023-023
    血清
    0.2
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4

    206
    ※6
    ELISA

    ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
    酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。

    0.90未満 陰性 判定基準:下記参照

診療報酬

D012(35)
グロブリンクラス別クラミジア・トラコマチス抗体
免疫学的検査判断料144点

  • 「IgG抗体価」,「IgA抗体価」及び「IgM抗体価」のうち2項目以上を同時に測定した場合は,主たるもののみ算定する。

容器

補足情報

臨床意義

クラミジアにはChlamydia trachomatis(Ct),C.psittaci(Cps),C.pneumoniae(Cpn)およびC.pecorum(Cpe)の4種類の菌種が知られている。Ct感染症は日本や欧米をはじめ,世界的にも淋菌感染症を上まわり,最も頻度の高い性行為感染症と考えられている。本菌はヒトを自然宿主としてヒトからヒトへ伝播し,封入体結膜炎やトラコーマなどの眼疾患,非淋菌性尿道炎,子宮頸管炎,骨盤内感染症,肝周囲炎(Fitz-Hugh-Curtis症候群),新生児封入体結膜炎,肺炎など,多彩な病気を引き起こす。よって早期診断,早期治療が重要となる。
クラミジア検査法には,抗原検出法,抗体検出法,最近ではクラミジア核酸の検出(遺伝子診断法)など各種あり,疾患の種類により,いずれかを選択して用いる。通常Ctでは抗原検出法,Cps,Cpnでは抗体検出法が一般である。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

女子骨盤内感染症(PID), 新生児肺炎, 精巣上体炎, 男子尿道炎, 直腸炎, 鼻咽頭炎, 封入体結膜炎

参考文献

測定法文献
松本 明 他:感染症学雑誌 66-5-584~591 1992
臨床意義文献
沼崎 啓 他:臨床と微生物 20-臨増-855~861 1993

関連項目

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