現在のラボ:セントラルラボ

項目コード:06219 2(旧 6219 0)
検査項目
JLAC10
リアルタイムPCR
PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり,分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより,PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。
D023(11)
HIV-Ⅰ核酸定量
微生物学的検査判断料150点
EDTA-2K+血漿分離剤入り (真空採血量5mL)
貯蔵方法:4~25℃
有効期間:製造から1年
HIVの感染は,主として感染者との性的接触,HIVを含む血液との接触または母子感染によって引き起こされる。HIV感染者の血液中にはHIV RNAが存在し,HIVウイルス量を反映することから,感染の有無や病態の進行,治療開始時期や治療の効果判定に重要です。HIV感染の確認検査は従来,ウエスタンブロット法が主流であったが現在では,検出感度の問題から早期感染を見つけるために核酸増幅法が主流となっている。また,HIV感染者の予後を推測する目的で,HIV-1RNA量の測定は重要なパラメータであり,発症予知や療法のモニターにも有用である。HIV-1RNA量は検出限界以下であっても,完全に消失してはいないため,モニタリングには高い感度が求められる。本検査は,リアルタイムPCR法により高感度かつ広い測定レンジでHIV-1RNAを定量的に測定することが可能である。