現在のラボ:セントラルラボ

項目コード:06257 0(旧 6257 7)
検査項目
JLAC10
gFCS(Gene analysis by Fluorescence Correlation Spectroscopy)
蛍光物質で標識したプライマーを用いてPCRを行い、プライマー分子の大きさの違いを蛍光強度の時間変化の差(蛍光ゆらぎ)として1分子蛍光分析システムで測定し、蛍光相関分光法(FCS)を用いて解析する遺伝子解析法。
&ユ
凍結保存は避けてください。本項目はCYP2C9*3(A1075C)を解析します。他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
PGx対象(下記参照)
下図の容器に採取し,よく混和させ,冷蔵保存してください。
他項目との重複依頼は避けてください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
EDTA-2Na入り (真空採血量2mL)
内容:EDTA-2Na 3.0mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
EDTA-2Na入り (真空採血量5mL)
内容:EDTA-2Na 7.5mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
チトクロームP450(CYP)は、主に肝ミクロソームに存在する酵素で、多くの薬物の代謝に関与している。CYP2C9はイブプロフェン、ジクロフェナクなどの薬物の代謝に関わっており、CYP2C9*3の遺伝子多型は薬効や副作用の予測に有用である。近年ワルファリン添付文書にVKORC1とCYP2C9が投与量との関連性が記載されている。
フェニトイン等の代謝
測定法文献
金城 政孝:蛋白質核酸酵素 44(9):1431~1438,1999.
臨床意義文献
Nasu., et al:Pharmacogenetics 7:405-409, 1997