現在のラボ:セントラルラボ

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項目コード:06532 4(旧 6532 1)
検査項目
JLAC10
RIA(Radio immunoassay)
放射性免疫測定法
抗体に対して放射性同位元素(RI)で標識した抗原と検体中の抗原を競合的に抗原抗体反応を行い,抗体と結合した標識抗原(結合型:Bound)と抗体と結合していない標識抗原(遊離型:Free)を分離し,その割合を放射活性から抗原の濃度として測定する方法。
結合型と遊離型の分離方法(B/F分離)として,抗体を固相化しておく固相法,抗原抗体複合体に第2抗体を結合させて沈澱させる2抗体法,抗原抗体複合体を硫酸アンモニウム(硫安)で沈澱させる硫安塩析法,抗原抗体複合体を沈澱試薬で沈澱させるPEG法などがある。
採血後,速やかに血漿分離してください。溶血でのご依頼は避けてください。
下図の容器に採血し,速やかによく混和させ,低温(4℃)で血漿分離してください。
血漿は必ず凍結保存してください。
D008(47)
抗利尿ホルモン(ADH)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
EDTA-2Na入り (真空採血量7mL)
内容:EDTA-2Na 10.5mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
脱水・浮腫・多尿・多飲といった水代謝異常、あるいは高Na血症・低Na血症といったNa代謝異常時に、AVPの分泌異常の関与を明らかにするために測定する。特にAVPの分泌不全は中枢性尿崩症を生じ、過剰分泌はAVP分泌過剰症(syndrome of inappropriate secretion of ADH:SIADH)を生じる。
測定法文献
田中 誠仁,他:医学と薬学 72(8):1379~1388,2015.
臨床意義文献
村瀬 孝司,大磯 ユタカ:日本臨床 68(増刊7):260~263,2010.