現在のラボ:セントラルラボ

項目コード:06959 1(旧 6959 7)
検査項目
JLAC10
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。
D009(25),B001(03ロ)
CA54/61,悪性腫瘍特異物質治療管理料(その他のもの)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 ○
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
卵巣癌の腫瘍マーカーとしてCA125をはじめ,CEA,CA19-9など種々のマーカーが用いられている。中でも汎用されているCA125は,漿液性襄胞腺癌を中心に高い陽性率を示すが,粘液性襄胞腺癌の陽性率が低く,子宮内膜症をはじめとする良性疾患で偽陽性となることもあり弱点となっている。卵巣癌特に粘液性能嚢腺癌の補助的診断,治療効果の判定および転移,再発の予知などCA54/61の測定は有用とされる。
粘液性嚢胞腺癌, 卵巣癌
測定法文献
野澤 志朗 他:癌と化学療法 19-12-2085~2093 1992
臨床意義文献
野澤 志朗 他:癌と化学療法 21-6-823~832 1994