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HBc抗体(IgG)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • HBc抗体(IgG)
    血清
    0.3
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4

    130
    ※6
    CLEIA

    CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
    化学発光酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。

    C.O.I. 1.0未満

備考

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診療報酬

D013(06)
HBc抗体半定量・定量
免疫学的検査判断料144点 ◇

  • 免疫抑制剤の投与や化学療法を行う患者に対して、B型肝炎の再活性化を考慮し、当該治療開始前に「HBs抗原」、「HBs抗体」及び「HBc抗体半定量・定量」を同時に測定した場合は、患者1人につきそれぞれ1回に限り算定できる。
  • 「HBc抗体半定量・定量」と「HBc-IgM抗体」を同時に測定した場合は、一方の所定点数を算定する。

容器

補足情報

臨床意義

HBV感染症の血清学的診断は、血中HBs抗原の検出により可能であるが、HBs抗原産生量が非常に少ない場合や一過性感染例では、すでにHBs抗原が消失している場合もある。このような例ではHBVに対する感染抗体であるHBc抗体を測定することが必要となる。意義としては、低抗体価(低力価)はHBVの過去の感染(多くの場合、HBs抗体陽性)を示し、高抗体価(高力価)はHBVの感染状態(ほとんどの場合HBs抗原陽性)を示す指標となる。

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患

B型肝炎

参考文献

測定法文献
八橋 弘,他:医学と薬学66(6)1075~1081,2011.臨床意義文献
櫻井 慶造 他:医学と薬学 47-3-501~509,2002.

関連項目

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