現在のラボ:セントラルラボ

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項目コード:00499 8(旧 0499 0)
検査項目
JLAC10
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後、酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ、発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。
&Q
SGPG、MAGいずれかでも陽性の場合、ウエスタンブロット法にて検査結果を確定いたします。血清以外の材料はご依頼できません。
Athena社到着までに保存安定期間を越えないよう、余裕をもってご提出ください。
●海外委託検査依頼上の注意事項
1.検体保存は厳守してください。(特に-70℃保存検体は充分注意してください)
2.検体返却はできませんので、あらかじめご了承ください。
3.国内検査との依頼書および検体の重複は避けてください。
4.ご依頼は当社依頼書「欄外項目記入欄」に依頼項目コード、依頼項目名をご記入ください。

分離剤+凝固促進フィルム入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年

ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
神経系の糖抗原は、糖蛋白及び糖脂質として存在するが、これら糖抗原と反応する自己抗体は、ある種のニューロパシー、及び運動ニューロン疾患の発症に関係があるとされている。
MAG自己抗体は、硫酸化グルクロン酸と結合するオリゴ糖を認識する。このオリゴ糖は、MAG、Po糖蛋白及び2種のグリコスピンゴリピッド、SGPG(sulfated glucuronyl paragloboside)及びSGLPG(sulfated glucuronyl lactosaminyl paragloboside)に存在する。これらの複合糖質は、末梢神経のミエリンに高濃度に存在する。
MAG自己抗体は、感覚または感覚運動障害性の脱髄性末梢ニューロパシーの発症に関連すると報告されている。病歴または、電気生理学的所見から末梢ニューロパシーが疑われる場合に有用である。
末梢ニューロパシー
測定法文献
McGinnis S et al:Journal of Neuroimmunology 17:119~126, 1988.