現在のラボ:セントラルラボ
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現在のラボ:セントラルラボ
項目コード:00N25 0(旧 0N25 4)
検査項目
JLAC10
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後、酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ、発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。
D0012(42)
(1→3)-β-D-グルカン 195点×2回分
免疫学的検査判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
AU/mL | 判定 |
---|---|
5.0未満 | 陰性(-) |
5.0~9.9 | 判定保留 |
10以上 | 陽性(+) |
アスペルギルス症は、侵襲性肺アスペルギルス症 (IPA) 、慢性肺アスペルギルス症 (CPA) 、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症 (ABPA) の病型に大別されます。
感染症としてのIPAとCPAでは下気道検体からの培養検査が確定診断となります。血清診断では、β-Dグルカンがスクリーニング検査として有用ですが特異的でないとされています。ガラクトマンナン (GM) 抗原はIPAの診断には有用ですが、CPAにおいては感度が低いことから、CPAの診断補助には抗体検査が有用とされています。ABPAでは、臨床診断基準の1つに特異的IgGの検出が含まれています。
本検査は、CPAおよびABPAの診断の補助および経過観察のための補助に有用です。
慢性肺アスペルギルス症(CPA)、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)
測定法文献
Guitard J,et al:J Clin Microbiol 50(3): 762~765,2012.
臨床意義文献
Dumollard C,et al:J Clin Microbiol 54(5):1236~1242,2016.