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項目コード:00X39 5(旧 0X39 7)
検査項目
JLAC10
D007(39)
肺サーファクタント蛋白-D(SP-D)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
SP-Dは現在のところヒトにおいて肺以外の臓器、細胞での発現は報告されておらず、きわめて肺に特異的な物質であるといわれている。近年このSP-Dが血液中にも存在していることが判明し、肺以外では産性、分泌されないことから血清中SP-D量がある種の肺疾患の存在を反映する可能性があり、肺特異的血清マーカーとして注目されている。特発性間質性肺炎(IIP)、膠原病性間質性肺炎(CDIP)で陽性率が高く、これら肺疾患の補助的診断に有用と考えられる。
測定法文献
関根 かりん,他:医療検査と自動化 49(3):186~190, 2024.
臨床意義文献
阿部 庄作,他:日本呼吸器学会雑誌 38(3):157~165, 2000.