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肺サーファクタント プロテインA(SP-A)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 肺サーファクタント プロテインA(SP-A)
    3F250-0000-023-052
    血清
    0.3
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4

    130
    ※4
    CLEIA

    CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
    化学発光酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。

    43.8未満(ng/mL)

診療報酬

D007(35)
肺サーファクタント蛋白-A(SP-A)〔EIA法〕
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

  • 「KL-6」、「肺サーファクタント蛋白-A(SP-A)」及び「肺サーファクタント蛋白-D(SP-D)」のうちいずれかを併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。KL-6は、EIA法、ECLIA法又はラテックス凝集比濁法により、肺サーファクタント蛋白-A(SP-A)はEIA法により、肺サーファクタント蛋白-D(SP-D)は、EIA法又はラテックス免疫比濁法による。

容器

臨床意義

肺サーファクタントアポ蛋白-A(SP-A)は肺胞Ⅱ型上皮細胞で産生される肺サーファクタントの構成成分の一種で,リン脂質とアポ蛋白で構成されている。
SP-Aの測定は特発性間質性肺炎(Idiopathic interstitial pneumoniaIIP)とその他の疾患との鑑別補助診断及びIIPの急性憎悪などの病態の情報を提供する。また気道吸引液などの測定は新生児の肺の成熟度を知ることができる.

異常値を示す病態・疾患

高値

特発性間質性肺炎(IIP)

参考文献

測定法文献
大木 卓 他:医学と薬学 71(1):161~166,2014.
臨床意義文献
高橋 弘毅 他:日本臨床 67(増8):361~363,2009.

関連項目

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