現在のラボ:セントラルラボ

現在のラボ:セントラルラボ
項目コード:01A73 9(旧 1A73 8)
検査項目
JLAC10
次世代シーケンサーを用いて、膨大な数のDNA断片の塩基配列の決定を、同時並行的に行う方法。
がん組織から抽出した核酸を用いて、IDH1遺伝子変異を解析し、胆道癌患者に対してイボシデニブの適応判定の補助をすることを目的としております。
受託可能日は月~金曜日です。
材料は腫瘍部位が含有されていることを確認のうえ、ご提出ください。
「00X54 8:FGFR2融合遺伝子(FISH)」以外との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
本検査をご依頼の際には、必ず「0M961 2:核酸抽出項目」も併せてご依頼ください。
●組織以外の材料について
採取した胸水、腹水などの体腔液を指定容器(ARR)に入れ、室温にて遠心分離(760G[2000~3000rpm]×10分間)し、上清をできるだけ取り除いた沈渣を、必ず凍結しご提出ください。
●留意事項
検体採取後、直ちに処理してください。また、ご提出された検体の細胞数が少ない場合には、検査不能となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
D004-2(01 ロ)
悪性腫瘍組織検査(ロ 処理が複雑なもの)
遺伝子関連・染色体検査判断料100点

滅菌ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
| 遺伝子変異等 | がん腫 | 関連する医薬品 |
|---|---|---|
| IDH1遺伝子変異 | 胆道癌 | イボシデニブ |
胆道癌は、肝内胆管癌、肝外胆管癌、胆嚢癌、乳頭部癌などの総称であり、一部にIDH1遺伝子変異が起こることが知られております。IDH1遺伝子変異は「2-ヒドロキシグルタル酸(2-HG)」を産生し、細胞の分化阻害やエピジェネティックな変化を引き起こし、がん化を誘導します。
近年では治療標的としても注目されており、胆道癌においてもIDH1阻害剤の有効性が評価されております。
本検査はIDH1阻害剤であるイボシデニブ(商品名:ティブソボ®錠)のIDH1遺伝子変異陽性の治癒切除不能な胆道癌に対する適応の判定の補助に必須となるコンパニオン検査です。
胆道癌
測定法文献
Meenakshi M, et al:PLOS ONE 12(8):e0181968, 2017.
臨床意義文献
Abou-Alfa GK, et al:Lancet Oncol 21(6):796~807, 2020.