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項目コード:02273 6(旧 2273 1)
検査項目
JLAC10
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。
午前中の第二尿をご提出ください。血尿でのご提出は避けてください。
D008(25),B001(03ロ)
Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTX),悪性腫瘍特異物質治療管理料(その他のもの)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
尿用容器
貯蔵方法:室温
基準値 (参考値) |
男性 | 13.0~66.2 |
---|---|---|
閉経前女性 | 9.3~54.3 | |
閉経後女性 | 14.3~89.0 | |
判定基準 | 骨吸収亢進の指標 | 55以上 |
副甲状腺摘出術の適応 | 200以上 | |
悪性腫瘍 (乳癌,肺癌,前立腺癌) の骨転移の指標 | 100以上 |
NTxはヒトの骨に対する特異性が高く、閉経女性のエストロゲン分泌の低下やペ-ジェット病等の骨吸収の亢進により高値を示すことより、骨の吸収を直接に反映する指標になる。 測定に使用するキット試薬、オステオマ-クは、NTxに特異性の高いモノクロ-ナル抗体を使用しており、Ⅰ型以外のコラ-ゲン代謝物は認識しない。また、骨以外の組織由来のコラ-ゲン代謝の影響は少なく、骨吸収に対する特異性が優れている。次に示す疾患において臨床上の有用性が確かめられている。
1) 原発性副甲状腺機能亢進症における骨吸収の指標。
2) 原発性副甲状腺機能亢進症の治療(手術)効果の判定。
3) 悪性腫瘍の骨転移の指標および骨転移病巣の進行度の指標
原発性副甲状腺機能亢進症, 骨Paget症, 転移性骨腫瘍
臨床意義文献
Eyre DR:Bio Clinica 9-14-1046~1049 1994