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○HCV RNAコアジェノタイプ
項目コード:02822 6(旧 2822 9)
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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HCV RNAコアジェノタイプ
5F360-1405-023-867 -
血清
0.5 - S3F,S5F
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(3ヵ月)
- 3~5
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RT-PCR
RT-PCR(Reverse transcriptase-polymerase chain reaction)
RNAが増幅対象の場合に、RNAを鋳型として逆転写酵素(reversetranscriptase:RT)により相補的なcDNAを合成してPCRを行う方法。 - 検出せず
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HCV RNAコアジェノタイプ
備考
他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
指定の採取量を下図の容器に採取後、4~5回静かに転倒混和し、室温にて30~60分放置してください。凝固完了を確認後、遠心分離しそのまま凍結してご提出ください。
容器
S3F 旧容器記号 P1
凝固促進剤+血清分離剤入り (真空採血量3mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
S5F 旧容器記号 P1
凝固促進剤+血清分離剤入り (真空採血量5mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
補足情報
臨床意義
HCVのジェノタイプ分類は地域別、疾患別のHCV型の頻度、感染源や感染経路の推定にも役立ち、C型慢性肝炎の病態把握、特にインターフェロンの治療効果の予測のうえで重要な因子である。
参考文献
測定法文献
Ohno T, et al:J Clin Microbiol 35(1):201~207, 1997.
臨床意義文献
日本肝臓学会:C型肝炎治療ガイドライン