現在のラボ:セントラルラボ

項目コード:06365 0(旧 6365 1)
検査項目
JLAC10
gFCS(Gene analysis by Fluorescence Correlation Spectroscopy)
蛍光物質で標識したプライマーを用いてPCRを行い、プライマー分子の大きさの違いを蛍光強度の時間変化の差(蛍光ゆらぎ)として1分子蛍光分析システムで測定し、蛍光相関分光法(FCS)を用いて解析する遺伝子解析法。
&ユ
凍結保存は避けてください。本項目はCYP3A4*1B(A-392G)を解析します。他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
PGx対象(下記参照)
下図の容器に採取し,よく混和させ,冷蔵保存してください。
他項目との重複依頼は避けてください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
EDTA-2Na入り (真空採血量2mL)
内容:EDTA-2Na 3.0mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
EDTA-2Na入り (真空採血量5mL)
内容:EDTA-2Na 7.5mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
チトクロームP450(CYP)3A4は肝臓に最も多く発現しているCYP分子種で、多くの医薬品の代謝を媒介する重要な役割を果たしている酵素である。
CYP3A4*1Bは、5’-prpmpter領域でのA-392G変異でタクロリムスの薬効や副作用の発現に密接に関係している。
タクロリムス等の代謝
測定法文献
金城 政孝:蛋白質核酸酵素 44(9):1431~1438,1999.
臨床意義文献
丹羽 俊朗:日本薬理学会誌 128:395~404,2006