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○抗Sm抗体〔CLEIA〕
項目コード:06544 1(旧 6544 1)
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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抗Sm抗体〔CLEIA〕
5G065-0000-023-052 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
- 2~4
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147
※6
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CLEIA
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。 - 10.0未満(U/mL)
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抗Sm抗体〔CLEIA〕
備考
不活化(非働化)検体ではデータ影響を及ぼす場合がありますので避けてください。
診療報酬
D014(14)
抗Sm抗体定量
免疫学的検査判断料144点 ★
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
抗Sm抗体は,全身性エリテマトーデス(SLE)患者血清中に見いだされた抗核抗体群のひとつであり,従来の抗ENA抗体で検出されるRnase抵抗性のある抗ENA抗体と同一である。抗核抗体の染色型は斑文型を示す。
抗Sm抗体はほぼ常に抗U1-RNP抗体とともに陽性となるので,抗Sm抗体が陽性と判明したら,抗U1-RNP抗体も検査しておくほうがよい。通常は両抗体をセットして同時に測定することが多い。抗Sm抗体陽性のSLEは,低補体血症の頻度が高い。また抗DNA抗体とLE細胞の陽性率も高い。一部の例外を除き,抗Sm抗体は常に抗U1-RNP抗体とともに患者血清中に出現する。一般SLEで抗U1-RNP抗体が陽性であると,腎障害の頻度が低い。しかし抗Sm抗体が陽性の場合は,腎症が遅れて出現する傾向がみられるほか,中枢神経症状との関連を指摘する報告もある。
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
オーバーラップ 症候群, 全身性エリトマトーデス(SLE)
参考文献
測定法文献
西山 進,他:医学と薬学 68(2):345~355,2012.
臨床意義文献
高野 慎,他:臨床検査 30(7):711~718,1986.