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○エリスロポエチン
項目コード:00279 2(旧 0279 1)
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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エリスロポエチン
4Z275-0000-023-052 -
血清
0.8 -
S09
↓
A00 -
(28日)
- 2~4
-
209
※5
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CLEIA
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。 - 4.2~23.7(mIU/mL)
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エリスロポエチン
診療報酬
D008(41)
エリスロポエチン
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
- 「エリスロポエチン」は、以下のいずれかの目的で行った場合に算定する。
ア 赤血球増加症の鑑別診断
イ 重度の慢性腎不全患者又はエリスロポエチン、ダルベポエチン、エポエチンベータペゴル若しくはHIF-PH阻害薬投与前の透析患者における腎性貧血の診断
ウ 骨髄異形成症候群に伴う貧血の治療方針の決定
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
エリスロポエチン(EPO)は赤血球系幹細胞(前駆細胞)に対して分化誘導を刺激し,赤血球産生を促進する分子量34,000~46,000の糖蛋白ホルモンである。その産生は主として腎臓(一部肝臓)で行なわれ,動脈血中の酸素分圧に応じて調節されている。
EPO濃度の測定は,生体内での赤血球造血の状態を把握するうえで有用な検査である。意義として,腎性貧血における腎のEPO分泌能評価に有用であり,EPO投与の適応と投与量の決定に参考になる。また,ヘマトクリット値,ヘモグロビン濃度などの検査値と血中EPO値を組み合わせることにより,様々な貧血症の鑑別診断に利用でき,多血症の病型分類などにも有用な検査である。
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患
真性赤血球増加症
上昇する疾患
2次性赤血球増加症, 腎ガン, 貧血
参考文献
測定法文献
増田 詩織,他:医学と薬学67(2):297~306,2012.
臨床意義文献
寺村 正尚:日本臨床 68(増7):611~613,2010.