SRL総合検査案内

0個選択中

現在のラボ:セントラルラボ

アルドラーゼ

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • アルドラーゼ
    3B100-0000-023-272
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4
    11
    ※4
    UV-酵素法

    酵素法
    測定原理は比色法と同様で、測定物質を酵素を用いて特異的に測定する方法。

    2.1~6.1(U/L)

備考


診療報酬

D007(01)
アルドラーゼ
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆

容器

臨床意義

アルドラーゼは嫌気性解糖系酵素で分子量約4万のサブユニットα、β、γからなる四量体蛋白α4、β4、γ4の3種類のアイソザイムがあり、それぞれ筋(A)型、肝(B)型、脳c型と呼ばれている。これらは別々の遺伝子によってコードされており、A型は第16(q22-24)、B型は第9(q21.3-22.3)、C型は第17染色体上にある。
アルドラーゼは2種類の基質に作し、一つはフルクトース-1,6-ジフォスフェート、アルドラーゼで解糖系の反応を可逆的に触媒する酵素で、全身の臓器に広く存在するため、組織崩壊に伴い血清中に流出する。
3つのアイソザイムのうちA型は骨格筋、心筋、脳、胎児組織、癌細胞に、B型は肝、腎、小腸上皮に、C型は神経系に多く含まれ、特に肝では発生過程で最も早期に出現する。したがって、アルドラーゼとそのアイソザイムの測定は、上記の各組織障害で起る疾患や状能の診断・障害程度や治療効果の判定に有用である。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

Tay-Sachs病, 果糖不耐症

上昇する疾患

Kugelberg-Welander 症候群, ウイルス性肝炎, 悪性腫瘍, 甲状腺機能異常, 心筋梗塞, 進行性筋ジストロフィー症, 多発性筋炎, 白血病

参考文献

測定法文献
三浦 雅一,他:臨床検査機器・試薬 12(5):1005~1009, 1989.
臨床意義文献
井田 雅祥:日本臨牀 47(増上):233~235, 1989.

関連項目

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボを選択してください

ラボを選ぶ

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボ一覧

検査・関連サービス事業 グループ会社:
  • 日本臨床
  • SRL北関東
  • 北信臨床