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項目コード:05629 8(旧 5629 8)
検査項目
JLAC10
CLIA(Chemiluminescent immunoassay)
化学発光免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後、化学発光性物質で標識した抗体を抗原に2次反応させ、化学発光性物質の発光強度を測定する方法。
D007(22)
CK-MB(蛋白量測定)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
クレアチンキナーゼ(CK)は、骨格筋、心筋の可溶性分画を中心に存在する酵素で、細胞の損傷によって血液中に遊出する酵素である。CKは2量体の酵素でM型(筋型)とB型(脳型)の二つのサブユニットからなり、主に骨格筋由来のCK-MM型、脳、平滑筋由来のCK-BB型、心筋由来のCK-MB型の3種のアイソザイムのほかにミトコンドリア・アイソザイムや免疫グロブリンとの結合型CK(マクロCK)がある。意義としては、各アイソザイムの由来から、骨格筋、心筋、脳、平滑筋などに障害をきたしている場合などの診断や、経過観察に有用である。※アイソザイムパターンは432ページ参照。
急性アルコール中毒、強度の運動後、心筋梗塞の急性期、心筋障害の急性期、進行性筋ジストロフィー症、多発性筋炎、長期透析療法、妊娠末期(陣痛時または分娩時)、脳外傷の急性期、皮膚筋炎
測定法文献
Piran U, et al:Clinical Chemistry 33(9):1517~1520, 1987.
臨床意義文献
藤井 克彦,他:医学と薬学 21(3):481~486, 1989.