現在のラボ:セントラルラボ
○ヒトパピローマウイルスDNA (ローリスクグループ)
項目コード:02801 9(旧 2801 1)
-
-
検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
-
-
ヒトパピローマウイルスDNA (ローリスクグループ)
5F102-1440-070-842
5F102-1440-085-842 -
下記参照
- V60
-
下記参照
- 4~10
-
液相(核酸)ハイブリダイゼーション
液相(核酸)ハイブリダイゼーション
液相中でrRNAを遊離させ,化学発光物質で標識したDNAプローブを用いてハイブリダイゼーションを行い,ハイブリッドを分離剤に吸着させた後,化学発光により検出する方法。 - 陰性
-
ヒトパピローマウイルスDNA (ローリスクグループ)
備考
検体量(mL) | 容器 | 保存 (安定性) |
---|---|---|
組織 250mg | V60 | (3ヵ月) |
患部ぬぐい液 |
容器
V60 旧容器記号 W3 専用容器6
(一般用)
ヒトパピローマウイルスDNA (ハイリスクグループ、ローリスクグループ)
内容:保存液
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から3年
(妊婦用)
ヒトパピローマウイルスDNA (ハイリスクグループ、ローリスクグループ)
内容:保存液
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から3年
[ ご注意 ]
検体採取時に無理な力がかかりますと、綿棒が折れる可能性がありますので、充分ご注意ください。
補足情報
臨床意義
HPVは、DNAの塩基配列の相同性により現在までに100種類以上に分類され、これらはその病理学的診断により、ハイリスク型、ローリスク型の2つのグループに大別することができる。ハイリスク型として、子宮頸癌からは16、18型が高頻度に検出され、高度異形成からは31、33、35、52、56型などが検出される。ローリスク型として、尖圭コンジローマなどの良性腫瘍からは6、11型が高頻度に検出される。従って、本検査によるローリスク型HPV DNAの検出は、HPVによるSILや子宮頸癌発生の予測因子として有用であると考えられる。
異常値を示す病態・疾患
適応疾患
子宮頸癌, 尖圭コンジローマ
参考文献
測定法文献
Clavel C et al:Diagnostic Molecular Pathology 9-3-145~150 2000
臨床意義文献
川名 尚:癌と化学療法 22-6-711~717 1995