現在のラボ:セントラルラボ

項目コード:00R17 5(旧 0R17 9)
検査項目
JLAC10
(R08診療報酬改定情報掲載) ※→以降は改定により変更となるもの
D015(14)
ハプトグロビン(型補正を含む。)
免疫学的検査判断料144点

分離剤+凝固促進フィルム入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年

ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
ハプトグロビン(Hp)は主に肝で産生されるヘモグロビン結合蛋白で、ヘモグロビン(Hb)が血中に遊離されると迅速にきわめて強固に結合し、細網内皮系細胞のレセプターを介して速やかに取り込まれて分解処理される。この機構により遊離型Hbの毒性を中和するとともに腎糸球体からのHb喪失を防止する。
血中Hpの意義として急性相反応物質や溶血の有無のチェックおよび肝障害の程度、不適合輸血の場合などに有用である。またHp表現型は、Hp1-1、Hp2-1、Hp2-2に分類され、遺伝型による疾病の出現頻度は、Hp1-1ではALL、AML、CMLは高頻度で、Hp1-1およびHp2-1ではアルコール性肝硬変、卵巣腫瘍、腹部大動脈瘤、うつ病の出現頻度が高い。
またHp2-1では急性心筋梗塞および原発性卵巣癌、Hp2-2では本態性高血圧および虚血性心疾患合併高血圧、高コレステロール血症、SLEなどで出現頻度は高い。
肝・脾(特に実質細胞性)の疾患、先天性無ハプトグロビン血症、薬物投与、溶血性疾患
ネフローゼ症候群、亜急性甲状腺炎、悪性腫瘍(特にホジキン病)
感染症…急性及び慢性感染症、癌(特に胃・肝)、急性白血病、月経期、薬物投与
測定法文献
伊藤 忠一:検査と技術 22(5)増刊号:42~43, 1994.
臨床意義文献
藤岡 成徳:臨床検査ガイド1993(文光堂):297~299, 1993.